超・今月観た映画(2024年2月)

 

観た映画


マルサの女
マルサの女2
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
ビューティフルドリーマー
『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
トゥルーマン・ショー
猿の惑星
『ボーはおそれている』☆
ラ・ジュテ
ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』
迷宮物語』(OVA

映画館3本(うち新作1本)☆、旧作10本(うちOVA1本)。


再鑑賞した映画


千年女優』☆
パーフェクトブルー』☆

去年の『パーフェクトブルー』を金銭的理由で見逃してしまったのですが、『千年女優リバイバル上映に合わせて(同映画館では初めて)『パーフェクトブルー』も遅れ上映することを知り、それならと両方観ました。10年ぶりくらいに観てほぼ初見の感覚だったので幸せな時間でした。田舎でも名作が観られるというのは嬉しいですね。


観たかった映画


『落下の解剖学』
『梟―フクロウ―』
『フィスト・オブ・ザ・コンドル』
ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争』
『神探大戦』
『まどろみの彼女たち』
『悪魔がはらわたでいけにえで私』
ジェヴォーダンの獣 4K』
『真夜中の処刑ゲーム』

田舎では新作が観られないので嬉しくないですね。


見た番組


ウルトラマンブレーザー
子供の頃ぶりに見たウルトラマンなんだけど、客演もお借りもタイプチェンジもないので販促周りがすっきりしてるし、人間関係も落ち着いていて、終盤のSF展開から『ウルトラマン』オマージュもあり、ニュースタンダードというかすごく見やすくてよかったです。
ウルトラQ』オマージュの第9話「オトノホシ」、『ウルトラマン』オマージュの第15話「朝と夜の間に」、ドラマ、アクション、縦軸と全てに無駄がない第12話「いくぞブレーザー!」、第17話「さすらいのザンギル」、複雑な人間ドラマを語ることなく理解させる第20話「虫の音の夜」が特によかったです。ワーストは第10話と第22話。

『祓除』
「祓除 事前番組」では祓除師・いとうよしぴよの霊・スピリチュアルや“祓除”への価値観を描く。いわば「主人公の説明」のようなもの。
心霊映像としては祓除に至った経緯として数本の音声テープが紹介され、視聴者投稿のビデオと、その撮影場所で行われた実際の祓除が収められている。音声だけだし、持って回ったようなものなので、恐怖感はない。

「祓除 本編」は2023年11月18日に実際に行われたイベントの録画。“祓除されるべき”ビデオが流され、映像やビデオテープをよしぴよが祓除する。
心霊ものが好きな人間ならこのイベントが何を目的としているか分かるはずだし、ほとんど情報がないまま参加している以上ほとんどの参加者はより理解しているはずだが、輪をかけて説明がなく怖がらせようとしていない、あまつさえ“(キャラ、舞台からの)降り”を混ぜてくるので、この手のイベントらしからぬ雰囲気になっているのが面白い。
紹介される映像は渾身というか、リアルイベントだけあってどれも面白い。質感としては『フェイクドキュメンタリー「Q」』に近く、金を払わせる以上あれより分かりやすくエンタメ的で、イベントでしかできない双方向的な試みもあるが、普通の心霊映像のような分かりやすい怖さ、面白さといったものはない。「人を選ぶイベントに来た人」に向けたもの。
「祓除」とはお祓いのようなものではなく、「霊を敬い遠ざけるもの」と紹介され、参加者は映像を“正しく”認識できるようチューニングされたと言われてイベントが終わる。要するに「自己責任」ものを指しているのだが、それを声高に言って恐怖を煽ることはなく、静かにイベントは終了する。

「祓除 事後番組」では番組やイベントを見た人間の“チューニングされた”反応や、よしぴよのその後が描かれる。『祓除』という番組・イベントの意図が説明され、同時にメタ的な意図も分かるようになっている。
イベントで行ったことをより強く、皮肉過程理論を交えて見せられるパートは好みの怖さ。
「事後番組」本編の始まり方はフェイクドキュメンタリーでしかできないことだし、ラストも、『フェイクドキュメンタリー「Q」』がわざわざ“フェイクドキュメンタリー”を名乗っていることをより分かりやすくしたような演出。面白さや意図は伝わりづらいし、マニア向けのものだけど、見てよかった。


読んだ漫画


ゴールデンカムイ
完結時に積んでいた単行本数巻を読みました。特に最終巻は描き下ろし部分でかなり印象が変わるので、読んでよかったです。本編はあくまで杉元とアシリパを描く物語で、現代に続くものがそう描かれるというのは、そのキャラのファンからしたら嬉しいんじゃないでしょうか。

『高校鉄拳伝タフ』
一年ほど前にT・D・Kの途中で止まっていたんですが、読み終えました。思いついたそばからキャラを投げていくのに台詞一つでいきなり魅力を作ったり、速度がすごい。あってないようなストーリーでとにかくバトルの連続なのに、延々バトルをやっているのが面白くて、溜めを作ってバトルの導入ばかりを丁寧にやる刃牙シリーズの対極にある。最終章に入っても新キャラがかませになるでもなくフェードアウトする感覚は他の漫画じゃ味わえなくて衝撃的です。


日記


りんご飴初挑戦


りんご飴というものを食べたことがなかったので、初めて食べてみました。初手をどうしていいのか分からなかったけど、歯を入れてしまえば食べられたし、シナジーがないんじゃないかと思ってたけど意外に美味しかったです。食べづらさが大きさではなくりんご自体の水分にあったのが気付きでした。
今度はカットされたものの方がいいな、と思ったんですが、いざその機会が来ると味の上限を知ってしまったので、別にもう食べなくてもいいかな……となってました。チョコバナナに勝ってる点ある?

 

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