2025年5月 映画ひとこと感想

観た映画
☆=魂の映画 ◎=必見 ○=面白い ●=普通 △=つまらない ×=ゴミ
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』
× 「兵器の格好よさ」と「反戦」という矛盾はなく、自決・特攻賛美ととれる描写がされる。アニメーションは綺麗だし、一人また一人と死んでいくのはインスタントに感動的。ただ面白いだけ。
『サンダーボルツ*』☆
◎ GotGみたいな感じではなく、「ヒーローではない俺ら」が活躍するというある種映画の王道。とにかくキャラがいいし、敵の攻撃の絶望感もいい、CGがリテイクがなかったのか「普通の映画」くらいのクオリティなのも嬉しい。今後のMCUに希望が持てる一作だった。
『教皇選挙』☆
◎ 「誰が次の教皇になるか」というミステリとして楽しめた。誰が教皇になってもおかしくない盤面で、意外な結末を迎えるとともに、それに納得もできる。拡大上映でよくやく観たんだけど、現代で人気になる理由が分かった。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』☆
◎ 後期M:Iシリーズ的な「トム・クルーズが危険なアクションをするだけ」路線かと思いきや、意外にストーリー重視。生成AI問題をダイレクトに扱い、コロナ禍からずっと「映画館で映画を観るのは特別な体験だ」と語っていたトムが「俺の生身のアクションを見ろ」と言ってきて、すごく救われた。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』
◯ 一軒家を舞台にしたほぼ密室劇。ゾンビ映画の始祖でありながら、立て篭もるべきか動くべきかの選択、人間同士の対立、すでにに噛まれていた人物、ゾンビ化した親しい人間と、基礎はこの時点で出来上がっている。
『ゾンビ 米国劇場公開版』
◯ 前作はゾンビというシチュエーションで極限状態の人間を描いたが、本作ではゾンビとのアクションがメイン。ショッピングセンターを舞台にするのも面白い。破滅した世界で、ラストは希望を感じさせる。
『死霊のえじき』
◯ 暴力が支配する閉鎖空間を描く。来る決壊のために軍人にヘイトを溜めさせるので、ゾンビが暴れるだけで楽しい。ラストは希望こそあるものの、閉じてしまうことに悲しさがある。
『岸辺露伴は動かない 懺悔室』☆
● 原作の短編をそのまま再現しつつ、その続編をオリジナルで描く。後付けなので前半と後半で建て付けが悪い。不条理ホラーをやりたいのは分かるがそのせいで勝利条件が見えてこないし、露伴が動いているのに成功したのか失敗したのか、介入すべきだったかも分からない。しかし、一作目のように糞みたいな演技をする素人の不快なパートがなかったので、それだけでよかった。
『ロボット・ドリームズ』
◯ 台詞なしの手描きアニメ。80年代の情景とサンプリングが楽しい。主人公の犬とロボットにはいくつかのメタファーがあるんだけど、その一つが前面に押し出されず不意打ちでやられてしまったので、少し戸惑った。が、それ以外のモチーフは興味があって面白いし、それについても不意打ちを除けば理解はできる。
『劇場版 ポールプリンセス!!』
● webアニメ『ポールプリンセス!!』の続編で、web版と異なり手描き。女児アニメ映画なのにweb版を前提としているので不親切だし、それでいてweb版の内容を取り入れることでシナリオを圧縮することもない。web版では脚本がソリッドだったが、本作はテンポが悪い。60分尺なのに前半にダンスシーンがないのもそれに拍車をかける。後半はほぼぶっ続けでダンスシーンのみで構成されている。それによりドライブ感が生まれているし、ポールダンスというモチーフで見たことのない絵面が出てくるので楽しい。
新作4本☆、旧作6本。
「トリニティ・メタトロニオス」に時間を割いて映画はあまり観られませんでした。
観たかった映画
『ノスフェラトゥ』
リバイバル上映
『Lie Lie Lie』
『導火線 FLASH POINT』
見たドラマ
『岸辺露伴は動かない』第九話「密漁海岸」
「イタリア料理を食べに行こう」を合わせてドラマ化。シリーズ通してアナログ特撮をやってくれているのが嬉しい。脚本は甘めなところがあるものの、文献を露伴が見つけたり、改変が面白さに寄与している。
恋人を出して喋らせるのは下品。第八話同様に映画版へのフックを作っているのも嫌。
見たアニメ
『ポールプリンセス!!』
単発アニメでしかできないキャラデザに妙に生っぽい演技をするCG、女児アニメの原液みたいな脚本、それらが1話数分の短編ですごい勢いで迫ってくる。ライブシーンも前述のごとく面白い。劇場版よりもこっちの方が変だし、満足感がある。
読んだ漫画
『岸辺露伴は動かない』エピソード#12「ブルスケッタ」
エピソード#07「月曜日 天気-雨」みたいな感じ。意外性はないというか、「よくあるスタンドなし露伴もの」。
「ドリッピング画法」に引き続きサブタイトルが内容と無関係なのは残念。ナンバリングもずっと連続したものになってるし、9部の設定を使うなら16以降の数字にしてもよかったのでは。
ソーシャルゲーム
『Fate/Grand Order』奏章IV「トリニティ・メタトロニオス」
核となる部分は最高に面白い。ルーラー章としては勿論、シールダー部分がより面白い。法廷が舞台なのは不安だったが、ちゃんと面白くなっている。タイトル回収も煽った期待に負けずに応えられている。エピローグも感謝しかない。ようやく希望が見えてきて、完結への期待が高まる、結びにふさわしい章だった。
しかし間を埋める部分がワイバーンの連続で、1部1~4章レベル。地獄巡りは軽いし、擬似サーヴァントまで出てきて季節イベントくらいのノリ。困ったら和モチーフで、自分の引き出しだけで話を作ってしまう。キャラに合ってない映画ネタをねじ込んだり、関西弁を使えば面白くなると思っているのもただただ不快。「サマーアドベンチャー」辺りのつまらなさが、ここに監修を入れなかった東出の原液だったんだなと悲しくなった。
日記
花枯れて草生える
今年も花の苗を植えたのですが、すごい勢いで枯れていきました。いまだに花の元気がなくなったときにどうすればいいのか分からなくて、悲しいです。
ゲロまみれ
私が原因で1回、家族が原因で1回、猫がゲロを吐いてしまいました。どちらも私の部屋でやって、不調だったのでけっこう響きました。
換毛期なので定期的にトリミングすべきなんですが、鬱病の人間が一週間とかの単位で同じ日に同じことをするのって無理なので詰んでます。猫のことならまだ頑張れるけど、自分のことだと健常者が一週間周期でやることを二ヶ月でようやくやれたり、毎日やるようなことを二週間に一度やってたりします。
燃尻
座りすぎで脚が痛くなり、一週間くらい耐えられないほど痛かったです。引きこもりでも適度に立ったり歩いたりした方がいいです。
2025年4月 映画ひとこと感想

観た映画
☆=魂の映画 ◎=必見 ○=面白い ●=普通 △=つまらない ×=ゴミ
『帝都物語』
● 物語に緩急がなく複数の年代がシームレスに繋がれるため難解に感じられる。実相寺昭雄の映像に林海象の脚本が相まってカルト的だが、特撮を使ったアクションは楽しい、
『帝都大戦』
○ 前作のカルトさがなくなり娯楽大作然としたものの、中身がオカルトなので絵面は異質。ホラー的なアクションがたまらない。この感じで反戦映画で、そのメッセージ性の打ち出し方――唐突な死の訪れの描き方は強烈。
『NIMIC』(短編)
○ 法則が呑み込めないまま今感のある映像を見せられる。同監督の『憐れみの3章』第2章のように長編化すれば分かりそうなのに、短編なので何も分からない。
『悪なき殺人』
◎ 女性の失踪に端を発する事件を五つの視点から解き明かす。どのエピソードも続きが気になるところで終わるし、その次は時間を巻き戻して語られる。それぞれが絶妙に絡まないまま、決定的な瞬間を待つのが楽しい。ラストで事件の全貌は明らかになっても、原因を一つに絞ることができないまま終わってしまい、後味は悪い。
『渇きと偽り』
○ 旱魃地帯で連邦警察のアーロンが、旧友の死の真相を捜査する。アーロンは少年時代に殺人事件の容疑者として疑われ引っ越しており、町の人間からは歓迎されない。過去の事件と現在の事件がリンクするのは気持ちいいが、「最初に人が死んでしまっている」という悲しさを持つのがミステリとして魅力的。
『ヒート』
○ 強盗チームのボスとそれを追う刑事の攻防を描く。リアリズムが通底し、そのシーンの終わり方が分からないまま始まってしまうので、常に緊張感がある。どのシーンもただひたすらに格好いい。
『ブラックホーク・ダウン』
○ 30分で終わるはずだった作戦で、強襲ヘリが撃墜されてしまう。任務は失敗し、乗組員を助け出して撤退するしかないが、ゲリラに囲まれて救援も望めない。派手なアクションを連続させ、“気持ちいい”画を見せつけてくる。父親を撃ち殺してしまう少年兵のシーンと、目の前で死んだゲリラの銃を拾い“兵士”となってしまうソマリ人女性のシーンが印象的。
『宇宙戦艦ヤマト』
× 総集編映画だが切り詰め方に甘さがある。舗装した方が映える箇所がいくつもあるのにどれも手を入れずTV版そのまま。映画ならではの演出もできていない。『ガンダム』三部作のような決定版にもなっておらず、アニメ黎明期のただの総集編という感じ。これならTV版2・3話、7・8話、13話、20〜22話、24話を見た方が満足度は高い。
『殺しを呼ぶ卵【最長版】』
○ 隠れた趣味を持つ夫、それを暴こうとする妻、それを利用しようとする同居人――という本筋だけを抜き出せば分かりやすいが、不可解なシーンが多く、それらを乱雑に繋ぎ合わせ、不安を煽る。猟奇とサイケな絵面でありながら、人倫を排し効率的に金を稼ぐ資本主義へのアンチテーゼが根幹にある。
『少年と犬』
◎ 低予算のためカルト的なルックをしているものの、ちゃんとロケーションを変えて印象を作っているし、何より骨子は王道。幕ごとに脅威となる対象を変更しつつ、終盤で訪れる地下世界は一見して異常と分かる楽しさがある。地下世界の敵も“スクリーマー”と呼ばれる怪物も、アクションをする予算のなさをカバーするためのアイデアなのに、そのアイデア自体がちゃんと面白い。
旧作10本(うち1本短編)。
2020年11月から毎月1本は新作映画を観ていたんですが、今月は初めて映画館に行かなかったです。
観たかった映画
『サイレントナイト』
『ゴーストキラー』
『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』
『血戦 ブラッドライン』
『けものがいる』
『ミステリアス・スキン』
『終わりの鳥』
『異端者の家』
リバイバル上映
『石炭の値打ち』
『バトル・ロワイアル』
『セッション』
見たアニメ
『宇宙戦艦ヤマト』
メインとなるのは艦隊戦、ヤマト船内でのドラマ、そして主人公・古代進のドラマ。巨大な戦艦同士が戦うのはそのスケールだけで面白く、西部劇的なロボアニメにはない戦争映画的な面白さがある。ヤマト船内のドラマは、人の弱さや団結、反戦が描かれる。ガミラスに両親と兄を殺された古代はガミラスに復讐を誓うが、沖田艦長と共鳴し、成長していく。特にドラマ面は抑制の効いた演出が多く、当時これが楽しまれていたというのがすごい。
日記
集中力
なんか妙に集中力がなくて映画を観てられないし外に出る気力もないな……とずっと思ってたのですが、花粉症なのでは? と気付きました。数年ぶりに症状が酷かった気がします。
中学生の頃が一番酷くて、入学時はずっと目も鼻もまともに機能してなかったし、卒業式に至っては記憶が一切ないほどです。それに比べると近年はかなりマシ。
2025年3月 映画ひとこと感想

観た映画
☆=魂の映画 ◎=必見 ○=面白い ●=普通 △=つまらない ×=ゴミ
『バンパイアハンターD』☆
◎ とにかく作画が緻密で美麗。あらゆる箇所が常に動く。オーパーツ的なものかと思いきや2000年の最後のアナログアニメで驚く。
『日本のいちばん長い日』
◎ 玉音放送の録音までと、玉音盤を探し放送を阻止するクーデターが描かれる。緊張感に満ちており、どのカットも美しい。終戦後に特攻する少年兵があまりに印象的。
『レディ・オア・ノット』
○ 屋敷の中で「かくれんぼ」をし殺人鬼一族から逃げるワンシチュエーションのスリラー。人がバカスカ死んでいくのに、善悪のバランスが真面目なのでその上気持ちいい。主人公が最後まで不利なのにストレスがないのもいい。
『アルマゲドン』
○ 地球の危機を宇宙飛行士ではなく“俺ら”が救う王道エンタメ。道理が引っ込むほどの勢いで、イベントを起こして回し続ける。地球規模の災害なので、リアリティを無視したベイヘムが炸裂するのが楽しい。
『バトルランナー』
● シュワちゃんが仲間を守り女といい感じになり、敵を殴って頭を使った作戦がマッチョ一色な、ザ・シュワ映画。
『劇場版モノノ怪 火鼠』☆
○ 中村健治が総監督になり、間に監督を入れたことで中村健治色は薄まったものの、されがいい方向に作用している。前作でモノノ怪色が、本作では中村健治色が減ったものの、一本の映画としての満足度はどちらも高い。シリーズを通してかなり分かりやすい作劇なのでストレートに面白い。
『英国式庭園殺人事件』
◎ 同じ時間・同じ場所でスケッチを繰り返す前半はミニマルで衒学的。後半はミステリの雰囲気を纏うも、本質は事件の解決にない。そもそも原題にミステリ要素がないのだけど、「ミステリではない」ことこそがむしろミステリ的。
『ZOO』
☆ 妻を同時に亡くした双子を描く。二人の辿る運命が全て予言されたとおりとなって終わるのが美しすぎる。元々このタイプの作劇が好きで、その上画面構成も完璧で、台詞の全ても大好きで、オールタイムベスト1位(洋画編)を数年ぶりに更新した。
『96時間』
○ 後続の「殺人マシン」ものとは異なり公的秩序なアクション。でも暴力に容赦はない。派手なカーアクションも盛り込まれ、古き良き時代の娯楽映画の要素を感じさせる。
『96時間/リベンジ』
○ 前作が嘘のようにリアリティラインはだだ下がり。主人公の精神性を描くための設定は安易なトロフィー化。しかしアクションは前作に劣らず、体術の要素も加わる。
『96時間/レクイエム』
× 現代水準に達してないドラマ、一作目との矛盾、緊張感皆無のアクション。終わり方も「こうすれば終わる」という文法を思考停止してそのままなぞるだけで終われたと思っている。
『マルセル 靴をはいた小さな貝』
◎ 最高の映画。実写とストップモーションの融合だけで楽しいし、切り取り方の全てが完璧。フェイクドキュメンタリー風の撮り方が、「仕掛け」というわけではなく意味を持つのもいい。
『ミッキー17』☆
○ この設定ならもっとアクションが見たかったが、テーマはかなり内的。その上で語ったものに満足感はあるものの、アクションをしないにしては尺が長すぎる。シニカルさは完全に韓国映画なので、その視点から見ると違和感はない。
『リンダはチキンがたべたい!』
◎ スラップスティックで自由なアニメ。あらゆるアクションに気持ちのいいリアクションが用意されていて、眺めているだけで楽しい。悲しい話を明るく語ってくれる。
『Broken Rage』
× やりたいことは分かるが中途半端。たけし軍団でやってたならまだ分かるが、北野組の俳優を使うならもっと真面目にコケにすべきだし、若い芸人を使うならボケも若くすべきだし、77歳に(アウトレイジと違って他に俳優がいないのに)殺し屋は説得力がなさすぎるし、こういうボケをやるなら設定に自由度がなさすぎる。
新作3本(うち2本映画館☆)、旧作12本(うち1本映画館☆)。
面白い映画を見すぎておかしくなりそうでした。
再鑑賞した映画
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Begining-』(3回目)
観たかった映画
『Playground/校庭』
『Flow』
『私たちは天国には行けないけど、愛することはできる』
『教皇選挙』
『ネムルバカ』
日記
Twitterの死
Twitterの不具合によりアプリが機能しなくなり、ついに「X」にアップデートしてしまいました。これまでは「Twitter」と言えていたけど、Xにしてしまったことで「Twitterじゃないんだよな……」と思い、今まで言っていたタイミングで言い淀むようになりました。名前を奪われるとはこうもつらいことなんですね。
2025年2月 映画ひとこと感想
観た映画
☆=魂の映画 ◎=必見 ○=面白い ●=普通 △=つまらない ×=ゴミ
『血ぃともだち』
△ シスターフッドにしたいのかスラップスティックにしたいのか中途半端。撮りたいものを撮ったのではなく、撮れるものをなんとか形にしただけ。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』☆
◎ 久しぶりに「MCUとして」面白い一作。ようやく今後のMCUに期待が持てたし、何よりサムというキャラが好きになれた。
『紅い服の少女 第一章 神隠し』
× モンスターホラーとしては面白いがとにかく画面が暗すぎて何も見えない。
『紅い服の少女 第二章 真実』
× 退魔アクションとしては面白いがとにかく画面が暗すぎて何も見えない。
『人面魚 THE DEVIL FISH』
× つまらない上にとにかく画面が暗すぎて何も見えない。
『死に損なった男』☆
◎ 自殺に失敗した男が、同じ場所で死んだ男に取り憑かれる。オフビートのまま進行し、唐突にイベントが起こる。「本当にやってしまうかも」という緊張感が常に保たれている危うさが楽しい。
新作2本☆、旧作4本。
就職活動をしていた先月よりも本数が減って驚きました。<紅い服の少女>シリーズが死ぬほどつまらなかったせいで、とにかく映画というものを観たくなくなってました。なので毎月一番面白かった旧作から選んでいるサムネイルはありません。
観たかった映画
『ハイパーボリア人』
『メカバース:少年とロボット』
『スキナマリンク』
『聖なるイチジクの種』
リバイバル上映
『デビルマン 誕生編』
『デビルマン 妖鳥シレーヌ編』
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』4Kリマスター版
『イノセンス』4Kリマスター版
見たアニメ
『機動戦士ガンダムΖΖ』第23〜47話
明るさが蓄積してきつくなってくる。面白くなってくるとつまらない回を挟んでリセットするし、最終盤に至ってもまだこんな手札があったのかと驚くほどのリセットがかかる。シャアの登場が見送られたせいでテーゼが崩れ、ハマーン、グレミー、セイラが意味を成していない。悪くない箇所もあるが、『Ζ』と『逆シャア』の間に見なくていいと言われている理由が分かった。
読んだ漫画
山口貴由『劇光仮面』1〜6巻
本気に圧倒される。特撮好き、特撮モチーフなら他にもあるけど、若先生の“本気”と混ざり合うことで、正座で臨む必要がある。リアリティラインの高い現代劇で、特美研の現在をやるだけで成立するのに、ちゃんと敵を出すのにも驚いた。敵の配置もすごすぎる。1巻ごとの満足度が高く、毎回完結していながら、巻末話は次の巻を買わせるための商業的なヒキというよりは「完結したのにまだ続きがあるおまけ」のような嬉しさがある。着地点がなくどこで終わるのか分からなくて、ずっと興奮してしまう。
日記
存在意義
とにかく私が私であるためにどうしても支払わなければいけない代償があり、そのため一ヶ月間常に疲れていました。自分を保ちながら生きることは苦しみでしかなく、一度でも道を間違えてしまったこの“私”という魂は、こうやって永遠に楽しみのないただ苦痛なだけの人生を生き続けなければいけないのだな、と改めて実感しました。死ねるか、あるいは自分であることをやめて全てのしがらみを捨てて全く別の人間として生き直すことができたら幸せになれたんだろうけど、捨てる勇気がないから生きるしかないです。
2025年1月 映画ひとこと感想

観た映画
☆=魂の映画 ◎=必見 ○=面白い ●=普通 △=つまらない ×=ゴミ
『バイオレンス・ボイジャー』
☆ 劇メーションでしか描けないグロテスクなホラー。全てが異質ながらその実は王道の英雄譚。
『死画像』(オリジナルビデオ)
△ 投稿映像ホラー。どの作品もリプレイがかなり前から始まり、決定的な場面を映した後もしばらく続き、再度スローをやる構成なので、間延びして退屈。
『白石晃士の決して送ってこないで下さい1』(オリジナルビデオ)
○ 『――【劇場版】』を分割・長尺化したもの。投稿映像フォーマットを借りたフェイクドキュメンタリー。廃墟で不可解なものを見てしまうカップル、二人が廃墟で拾ったVHSを見る様子、そのビデオの三本の映像で構成されている。『殺人ワークショップ』のようなリアルな暴力性が面白い。
『白石晃士の決して送ってこないで下さい2』(オリジナルビデオ)
○ 前編のカップル(投稿者ではない)の新たな映像が送られてきたことから、白石監督が二人にコンタクトを取り、“その後”を調査する。「フッテージを紹介する“新シリーズの一作目”ですよ」の姿勢を崩さないけど、ドラマが面白くてそこに軸足を置くのが可笑しくなる。キャラ配置は過去作の『コワすぎ!』などと似ているものの、たしかに新シリーズ(の皮を被った単発作品)でしかできないオチ。ただ、『戦慄怪奇ワールド』や『サユリ』といった近作にも通ずる“自省”のテーマがそろそろくどくなってきた感もある。
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
◎ 1970年の冬休みの寄宿学校に、嫌われ者の生徒だけが親元に帰れず居残りになる。監督する教師も例年と違い、ミスの罰として選ばれた。教師と生徒のハートフルストーリー……では終わらないよう、嫌みにならない演出が巧み。汚い言葉を使いながらもそれを指摘せず傷付く人を描くのが、過度な配慮を要求するポリコレ時代にあって(こちらがまともなのだが)貴重。
『用心棒』
○ ハードボイルドな台詞回しに派手な殺陣のアクション活劇。
『椿三十郎』
○ 前作とは異なり、三十郎は9人の侍の協力者となる。殺陣は前作以上だが、台詞は劣り、後半では単純な活劇以上の死生観に踏み込み、単なる斬り合いにカタルシスを感じるものではなくなっている。
『3-4X10月』
◎ 夢オチであっても面白い稀有な映画。反復する生活と非日常の暴力のリズムがたまらない。常に前後のシーンで何が起きたかを補完させる不親切な演出が楽しい。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』☆
◎ 開幕0.5秒で何をやるのか完全に理解して爆笑。目の前で起こっていることが信じられず、後半を呆然と見るしかなかった。
新作1本☆(劇場先行上映)、旧作8本(うち3本オリジナルビデオ)。
後述の理由により、信じられないくらい映画を観ない月になりました。
再鑑賞した映画
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Begining-』☆(2回目)
観たかった映画
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
『飯沼一家に謝罪します(映画版)』
『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』
『ヌルボムガーデン』
『#彼女が死んだ』
『邪悪なるもの』
リバイバル上映
『八岐大蛇の逆襲』
『室町無頼』
『敵』
楽しみにしていたんですが、後述の理由により観られませんでした。悲しすぎる。
見たアニメ
『トップをねらえ2!』
10年ほど前に『トップをねらえ!』の直後に見て挫折したけど、『GQuuuuuuX』効果で視聴。序盤を乗り切れば終盤は熱いしラストはちゃんと驚いた。遥か未来の時代へ向けた創作論がよかった。
『機動戦士ガンダムΖΖ』第1~22話
同じく『GQuuuuuuX』熱で、『ガンダム』、『Ζガンダム』で止まっていたので視聴を開始。最序盤はともかくそれ以降もコメディノリなのがボディブローのように効いてきて、面白くなっても突然つまらなくできてしまうハンドリングが非情。
日本アニメ(-ター)見本市『I can Friday by day!』
監督鶴巻、脚本ウエダハジメ、キャラデザ竹、作監すしおというすごい布陣。心がゼロ年代バチバチのファウストになってしまう。
日本アニメ(-ター)見本市『偶像戦域』
80年代のロボアニメ・SF漫画の設定を現代水準でやる超今風。映像的アイデアは面白いけどあまりに設定が語られなすぎてついていけなかった。
読んだ漫画
芥見下々『呪術廻戦』
『HUNTER×HUNTER』×『喧嘩商売』という感じで惹かれて追っていたけど、最終的にはテーゼの語り方がすごく好みだった。読者としては第1話を読んだ時点で虎杖が「正しい死」に向かう……つまりラストシーンは大勢に囲まれて老衰するんだと思っていたが、それ自体が“呪い”だった。生の役割、そして役割なんてなくてもいいという讃歌。人は死ねば無になる、生きていた全てが……知識も経験も何もかもが無駄になる、意味のないことなんだけど、それでも思い出より小さな単位の想いを繋げていく。希望に満ち溢れていた。
日記
人生をやる
7年ぶりに働こうと思い、履歴書を書いて面接を受けました。結果、当然のように惨敗。あと5歩くらい人生が終わったら今回落とした面接官全員殺すからな。一人だけ、納得できるアドバイスを授けてもらえたので、そいつだけは生かしてやろうと思います。
面接の準備やストレスで生活がボロボロになり、映画が観られなくなってました。映画とかどうでもいいから働きたいんだけど。
これを観て死ね!2024年新作映画ベスト10
ベスト10

1位『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』
現代の邦画で最も“強い”アクションを撮れる阪元裕吾の最新作で、シリーズ三作目。
前作まではコメディ寄りで格下と戦ってきたが、本作は敵が強い。演技でもアクションでも、そこに説得力を持たせる。キャラのギャップも類型にとどまらず、寡黙で異常で素朴な、矛盾した人間性が魅力を作っている。
全編宮崎ロケで、白眉は前半の県庁戦。県庁を縦横無尽に使い、立体的に戦う。
主人公のちさととまひろ、何度も殺し合いを繰り返すうちに同調するまひろとかえと、関係性も美しい。肉弾アクションの到達点。

2位『ミッシング』
6歳の娘が行方不明になった夫婦と、それを取材する地方局の記者が描かれる。
我々が“行方不明”のニュースを見たとき、ある種「死亡よりもつらいだろう」と想像してしまうだろうが、その“つらさ”が解消されないまま、時だけが経っていく。
主人公である母親は娘が一向に見つからない状況に疲弊し、攻撃的になる。協力的な周囲にすら噛みつき、冷静になっては涙する。離婚に発展するわけでもなく、ただ悪い方向にだけ進み破滅することもなく、容疑者として扱われた人間が逆転して英雄になるようなことも、探すのを諦めて日常に戻ることもない。
最初は悲惨さ、物珍しさから特集番組を組んでいた局も、(当然ながら)進展がないのでセンセーショナルな切り口を求められるし、番組が作られなくなればただでさえか細い糸が切れ、縋る藁もなくなってしまう。
石原さとみの痛切な演技がすごかった。

3位『陪審員2番』
陪審員に選ばれた男は、その事件の真犯人が自分かもしれないことに――轢き逃げした鹿が本当は人間だったかもしれないことに――気付いてしまう。満場一致で有罪が選ばれる中、真相を知っている男はそれを止める。
自分の中の「正義」に従って動く男だが、自身が犯人だと確定しそうになると保身を願ってしまう。誰もが「正義」のために動こうとし、最後の決断も、社会の「正義」を問う。
確定しないままに自身が犯人かもしれない恐怖、そして自身に刑が執行されるかもしれない恐怖が通底し、最後まで居心地が悪い。

4位『サユリ』
命を“濃く”し、悪霊に立ち向かうアンチホラー。前半で凄惨なホラーをしっかりやる分、後半もドライブがかかる。
「サユリ」の立ち位置は分かりやすく、ヒロインも置いてデートムービーの要素もあり、万人受けのホラー映画。白石晃士×押切蓮介という鬼才同士の化学反応がなかったのは残念。

5位『フォールガイ』
スタントマンを主人公にした映画で、惜しげもなくスタントアクションが大量に盛り込まれ、火だるまになったり車で連続で横転する姿が見られる。
俳優とスタントマンの関係や現在進行形でハリウッド内外で議論されているディープフェイクといった問題へのハンドリングも上手い。
骨子は挫折からの復活、それに恋愛を主軸とした王道作品。エンドロールはスタントシーンのメイキングで、本編で使われている以上当然ではあるものの、“本当に”やっていることに驚かされる。

6位『憐れみの3章』
約1時間の中編3本からなるオムニバス。
どの物語も不条理で、愚かしい。それぞれで役者が共通し、なんとなく似たような役割を持っている。居心地の悪いじわじわと侵食する感じも、大きな一撃も、何が起こるのかという不安もないのに、厭さが通底している。意味がないような分かるような感じなのに、三本目のラストが全体を総括するかのようで気持ちよく終わる。

7位『オッペンハイマー』
戦前――原爆を開発するオッペンハイマー、戦後――聴聞会でそれを語るオッペンハイマー、5年後――複数の証人による公聴会の三つのレイヤーが入り乱れるが、語りたいことが明確なので意外に混乱しない。
人類が作った最大にして最悪の兵器である原爆を物語るために、本作では爆発を想起させる重苦しい劇伴が何種類も使われる。内なる予感として、恐怖として、苛むように、その使い方も多岐に渡ってストレスを与える。万雷の拍手と地響きのような足踏みも、醜悪に爆弾のイメージに重ねられる。
伝記映画をスペクタクルに演出している。ノーランの今までのキャリアがあったからこそ撮れた一本。

8位『侍タイムスリッパー』
“侍がタイムスリップする”という設定で欲しい笑いは全部ある、温かいコメディ。主人公の素朴さが悲観的にならず、かといって現代に完全に順応もせず、魅力であると同時に独自性も出ている。
キャラの配置も巧みで、それぞれが“一芸”にならないよう、アイデアがストーリーと絡み合っている。
クライマックスはフェイクドキュメンタリー的な“リアリティ”(というのは作中で否定されるが)があり、没入感を高めているのが面白い。

9位『悪は存在しない』
芸能事務所がコロナの助成金を目当てに、山間の集落にグランピング施設を建設しようとする。しかし、助成金のための計画ゆえに穴だらけで、そのまま進めれば住民からの反対は必至だった。そこで便利屋を営む巧が、折衝を任されることになる。
リアリズムを追求した間は独特で、三幕を物語の進行に合わせるのではなく、巧の視点と事務所の担当者の視点で大胆に切り取る。
矛盾する二面性を描くことは映画ではよくあるが(それゆえにチープにもなり得るが)、本作はタイトルで“悪は存在しない”と示すことで、二面性にベクトルを付与している。うどん屋の優しい店主が小言を言うことも、建設反対派の若者が他人のために走ることも、担当者が建設に反対することも、単純なリアリズムではなく“悪は存在しない”ことに結びつく。
中間に立ちバランサーとして動く巧は自然と重ねられる。そして、自然には善悪がないことが語られる。悪の存在しない静謐が淡々と描かれる。

10位『ゴールド・ボーイ』
殺人現場を偶然撮影した三人の中学生が、義両親を殺した大企業の婿養子を脅迫し、6000万円を手に入れようとするクライムスリラー。中国の小説が原作とはいえ、邦画には見られない重厚さがみられる。
動画による脅迫というシンプルなストーリーには多いくらいの登場人物がいるのもむしろミステリ的に丁度よく、どのキャラも善人としては描かれず異常者まみれなのでいい意味で感情移入ができないまま楽しめる。
1位『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』
2位『ミッシング』
3位『陪審員2番』
4位『サユリ』
5位『フォールガイ』
6位『憐れみの3章』
7位『オッペンハイマー』
8位『侍タイムスリッパー』
9位『悪は存在しない』
10位『ゴールド・ボーイ』
2024年は新作映画を39本(うち1本配信スルー/ホームメディア)観ました。
昨年は53本だったのですが、うち15本がホームメディアでの鑑賞だったのでほぼ同数。10~12月にCS・VODなどでその年の新作映画が観られたので喜んで観てみたけど、実はそんなに満足度がないのでは……と思い、今年は新作に重点を置かないようにしてみました。
2023年ベスト10
2024年12月 映画ひとこと感想

観た映画
☆=魂の映画 ◎=必見 ○=面白い ●=普通 △=つまらない ×=ゴミ
『正体』☆
◯ 逃亡犯が点々とする四つの潜伏先を描く。演出がよく、多少のガバが気にならないほど気持ちいい。ストーリーは面白いんだけど、エピローグは2024年10月の実在の事件を考えるとお花畑すぎて、人を信じるファンタジーにもなっていない(作品自体の瑕疵ではなく、映画公開のタイミングの話だが)。
『ドラえもん のび太の恐竜』
◯ のび太を物語の中心ではなく、ペットとの愛というテーマ上に置く。中編の延長線上のよう。
『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』
● のび太を主人公として活躍させる。四季を描くアイデアが面白いが、ストーリーの繋がりがないのが残念。
『ドラえもん のび太の大魔境』
◯ 小目的を何度も更新して飽きさせず、冒険感が楽しい。実在の動物を使った学習的なパートも嬉しい。
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』
◎ 全体的に暗くシリアス。ゲストキャラのバギーがいい。科学的な挿話が多く、子供を背伸びさせる作風。本作から作画がリッチになり、レイアウトも現代で通用するものになる。
『ドラえもん のび太の魔界大冒険』
× シリーズ定番の非日常パートの面白さが、設定で殺されてしまっている。ストーリーに締まりがないし、モチーフが何でもありなので面白くない。
『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』
◯ スネ夫が裏主人公となり、「いつもは駄目だが覚悟を決める」のび太とは異なり、独自の魅力を出す。のび太らがいなくても解決したというオチだが、それ自体が社会を描いており面白い。
『ドラえもん のび太と鉄人兵団』
◯ ゲストキャラのリルルは『海底鬼岩城』のバギーの語り直しで、より一般向けに分かりやすくしたもの。なので感動的。日常が脅かされる敵の絶望感が気持ちいい。
『ドラえもん のび太と竜の騎士』
× ほとんどが移動シーンで退屈で、ホウレンソウのないままざっくりと話が進んでいく。敵がいないのに無能で、あまりに面白くない。
『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』
× 唯一のアニオリ。現実世界でゲームをやるというだけでつまらない。全体的に何がどうなって次のシーンに進んだのか分からないままぬるぬると進行していく。解決も最悪。
『ドラえもん のび太の日本誕生』
● 過度に便利な道具を使わず原始時代のロールプレイをするのは楽しい。敵の正体は面白いが活かされないし、解決が『恐竜』のセルフオマージュなのは分かるが必然性がなかったり、全体的に惜しい。本作からスポットでフルアニメ化され、作画が一段とリッチになる。
『ドラえもん のび太とアニマル惑星』
● いつも以上に不可解な導入に心躍るが、謎解きはがっかり。日常パートの思想が強すぎる。
『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』
◯ 統一されたテーマで見やすい。ゲストキャラの再起が冒頭と円環になっており映画的で、子供の夢を別角度から描くのが面白い。
『ドラえもん のび太と雲の王国』
△ 思想が強いだけならともかく、中身もエンタメ性もない。敵は強すぎる上に頭が悪く、救いようがない。
『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』
◎ ホラー調で始まりつつヒロイック。チーム分けからの合流もたまらない。
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』
△ 設定が破綻し、危機感もない。ゲストキャラ不在でいつものメンバーだけなので特別感もない。
『ドラえもん のび太の創世日記』
● 日本史や人類史の早回しなので、面白くはあるが地味で、ドラえもんでやる意味もない。オチも綺麗すぎてスペクタクルに欠ける。
『ドラえもん のび太と銀河超特急』
◎ 視覚的に分かりやすく“お楽しみ”に溢れている。各アトラクション、敵、ゲストキャラと全てが完璧に調和している。ラストシーンはFが原作を務めた最終作として、「映画ドラえもんの完結」として美しすぎる。
『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』
☆ Fが唯一ラストまで構想した作品のため、よくも悪くも“読み解き”ができてしまう。未来の子供たちをアシスタントやスタッフに重ねたメッセージ性は、私の好みのもの。映画としては種まく者が必要なかったり、逆にパズル的に必要なピースだけで構成されているが、納得できてしまう。
A+:銀河超特急、海底鬼岩城、ブリキの迷宮
A:大魔境、恐竜、宇宙小戦争、鉄人兵団
A-:ドラビアンナイト、ねじ巻き都市
B:日本誕生、アニマル惑星、宇宙開拓史
B-:創世日記
C+:夢幻三剣士、雲の王国
C:竜の騎士、魔界大冒険
C-:パラレル西遊記
『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』☆
◎ シリアスな原作をいい感じに子供向けに調整。アクションは文句なしに盛りだくさん。
『陪審員2番』☆
◎ 自身が陪審員を務めた裁判で、真犯人が自分であることに気付いてしまうスリラー。真偽不明のまま追い詰められる不快さが持続する。劇場公開されず配信スルーなのが非常に残念。
新作3本(うち1本ホームメディア)☆、旧作18本でした。
1月のリバイバル上映の予習でドラ映画を観まくることになりました。『魔界大冒険』と『雲の王国』が面白くなくて驚けてよかったです(『雲の王国』は面白かった記憶もあるのに)。
観たかった映画
渋谷パイロットフィルムフェスティバル
『ニッポンの、みせものやさん』
『インターステラ5555』
『お引越し 4Kリマスター版』『夏の庭 The Friends 4Kリマスター版』
『ペパーミントソーダ 4K修復版』
見たアニメ
『忍たま乱太郎』
第17期第42話
各委員会の予算委員長・潮江への予算交渉が描かれる。
第50話
三治郎が体育委員長・七松に相談しようとするが、七松は走り出してしまう。
第43話
は組のテストの成績が悪いせいで安藤先生に嫌味を言われる土井先生のために、は組が勉強を頑張る。
第5話
洗濯が苦手な山田先生と、小松田が苦手な利吉さんが描かれる。
第52話
フリーの忍者としてどんな仕事もこなす利吉さんと、戦に生活を荒らされる農民が描かれる。
第60話
山田先生が学園と裏山を往復するだけなのに、前半と後半で“不安”を使ってドラマとして成立させるのが面白い。
『ドクタケ忍者隊最強の軍師』の予習で土井先生、山田先生、六年生周りの回を見ていました。
読んだ本
阪口和久『復刻版 小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師』
平易な文体でありながら、直接的な「死ぬ」「殺す」といった描写が出てくる。文体とは裏腹に、戦闘描写は忍者としての攻防が描かれ、読んでいて楽しい。
忍術学園から消えた土井先生を中心に、これでもかと“萌え”を配置する。土井先生の死から始まりながら時間を遡って日常を描き、捜索に向かう六年生は土井先生との衝突を予期させるし、陰でそれを知ってしまうきり丸は最悪を想像する。
天鬼は出番こそ少ないが、武芸の強さと兵法の強さが描かれ、直接出てこずとも存在感がある。何なら後日談でもその影響力が描かれる。
映画版以上にダークで、一つの作品としてはこちらの方が好み。
労働で脳が本を読めないくらいに壊れてからもう何年も経っているのですが、約二年ぶりに本を読めてよかったです。
日記
買い物失敗
Amazonのブラックフライデーセールでdポイント連携をしてポイント還元をし、Amazonロッカー使用で300円オフにして……とやっていたら、荷物を受け取れずキャンセルになってしまいました。
到着を確認してロッカー(指定したコンビニ)に行ったのに、迷惑メールに振り分けられやすいことを知らず通常のメールボックスのみを確認し、まだ届かないのか……と思いながら帰りました。キャンセルが確定した日(だと知らずに)に初めてそのことと、受け取り用のメッセージがAmazonから確認できることを知りました。配送状況には「ロッカーに到着した」とは書いておらず、これを予習なしの初見で成功させるのって無理なんじゃないですか。
スカベンジャー
人生で一度しかもんじゃ焼きを食べたことがなく、そこから十年以上食べようとも思わないままいたのですが、ふと食べてみたら、お菓子みたいで美味しかったです。