2025年2月 映画ひとこと感想
観た映画
☆=魂の映画 ◎=必見 ○=面白い ●=普通 △=つまらない ×=ゴミ
『血ぃともだち』
△ シスターフッドにしたいのかスラップスティックにしたいのか中途半端。撮りたいものを撮ったのではなく、撮れるものをなんとか形にしただけ。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』☆
◎ 久しぶりに「MCUとして」面白い一作。ようやく今後のMCUに期待が持てたし、何よりサムというキャラが好きになれた。
『紅い服の少女 第一章 神隠し』
× モンスターホラーとしては面白いがとにかく画面が暗すぎて何も見えない。
『紅い服の少女 第二章 真実』
× 退魔アクションとしては面白いがとにかく画面が暗すぎて何も見えない。
『人面魚 THE DEVIL FISH』
× つまらない上にとにかく画面が暗すぎて何も見えない。
『死に損なった男』☆
◎ 自殺に失敗した男が、同じ場所で死んだ男に取り憑かれる。オフビートのまま進行し、唐突にイベントが起こる。「本当にやってしまうかも」という緊張感が常に保たれている危うさが楽しい。
新作2本☆、旧作4本。
就職活動をしていた先月よりも本数が減って驚きました。<紅い服の少女>シリーズが死ぬほどつまらなかったせいで、とにかく映画というものを観たくなくなってました。なので毎月一番面白かった旧作から選んでいるサムネイルはありません。
観たかった映画
『ハイパーボリア人』
『メカバース:少年とロボット』
『スキナマリンク』
『聖なるイチジクの種』
リバイバル上映
『デビルマン 誕生編』
『デビルマン 妖鳥シレーヌ編』
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』4Kリマスター版
『イノセンス』4Kリマスター版
見たアニメ
『機動戦士ガンダムΖΖ』第23〜47話
明るさが蓄積してきつくなってくる。面白くなってくるとつまらない回を挟んでリセットするし、最終盤に至ってもまだこんな手札があったのかと驚くほどのリセットがかかる。シャアの登場が見送られたせいでテーゼが崩れ、ハマーン、グレミー、セイラが意味を成していない。悪くない箇所もあるが、『Ζ』と『逆シャア』の間に見なくていいと言われている理由が分かった。
読んだ漫画
山口貴由『劇光仮面』1〜6巻
本気に圧倒される。特撮好き、特撮モチーフなら他にもあるけど、若先生の“本気”と混ざり合うことで、正座で臨む必要がある。リアリティラインの高い現代劇で、特美研の現在をやるだけで成立するのに、ちゃんと敵を出すのにも驚いた。敵の配置もすごすぎる。1巻ごとの満足度が高く、毎回完結していながら、巻末話は次の巻を買わせるための商業的なヒキというよりは「完結したのにまだ続きがあるおまけ」のような嬉しさがある。着地点がなくどこで終わるのか分からなくて、ずっと興奮してしまう。
日記
存在意義
とにかく私が私であるためにどうしても支払わなければいけない代償があり、そのため一ヶ月間常に疲れていました。自分を保ちながら生きることは苦しみでしかなく、一度でも道を間違えてしまったこの“私”という魂は、こうやって永遠に楽しみのないただ苦痛なだけの人生を生き続けなければいけないのだな、と改めて実感しました。死ねるか、あるいは自分であることをやめて全てのしがらみを捨てて全く別の人間として生き直すことができたら幸せになれたんだろうけど、捨てる勇気がないから生きるしかないです。